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だなぁ。




先日、午前中仕事で夜飲み会という空いた時間を使って
映画『陰日向に咲く』を観にいって来ました〜。
あんまりにも映画の出来が良くって、思わず家に帰ってから
一気に原作読み返してしまったんですが、思いの外原作と映画では
設定ががらりと変えられていて驚きました。
それでも映画もいいし、原作もいい!と思える出来の良さ。
すごく原作の細かい部分をちゃんと映像で拾っているのも素晴らしい!
あんまりにもしんみりうるうるしてしまって、夜の飲み会では
テンション低くスタートしてましたが(苦笑)

原作はキャラクターがオーバーラップするオムニバス形式の
短編集ですが、それを一本の映画にまとめつつ(実際には映画では
軸が2本に分かれてますが)はじめバラバラだった登場人物が
後半一気に絡み合う構成は正に秀逸!!
最初のバラバラ感はともすると個々にスポットを当て過ぎて
判りづらかったり説明的に偏ったりしがちだと思うんですが、
バラバラのエピソードを拾いつつこちらにもしっかり内容が
伝わるという、本当にすごい脚本になってました。
こういう丁寧な心理描写をやわらかく重ねて綺麗に咲かせるのって
邦画の醍醐味だなぁって思います。

何とか上映期間中に観れて良かったです(*^-^*)




ニシノユキヒコの恋と冒険 (新潮文庫)ニシノユキヒコの恋と冒険 (新潮文庫)
(2006/07)
川上 弘美

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確か女性雑誌の読書特集であらすじを読んで控えていた本。
図書館で予約して借りました。
読み終えたのは先日書いたおお振りのファンイベント列での
ことでしたが(笑)文庫だったから持ち運びに便利だったのです。

ニシノくん、ユキヒコ、西野さん、西野君、幸彦――…
女性が彼を呼ぶその数だけ彼は存在する。ニシノユキヒコ。
出会った女をことごとく魅了し、そして何故か最後にはその女に
振られてしまうニシノユキヒコ。最高にモテるのに最高に
カッコ悪い史上最高で最低のニシノユキヒコ。

星の数だけ彼に魅了された女性の中から10人を選んだ短編集です。
彼の高校時代から晩年に至るまでの壮絶な女性遍歴が描かれています。
私も彼に出会ってしまったら絶対にハマってしまう(>_<)
だってニシノユキヒコは相手が求める男性像に変幻自在に合わせて
現れるんだから、彼の虜にならない女がいるはずもないのだ!
その証拠に、ここに描かれている10人の女性だけを取ってみても、
同級生・後輩・先輩・上司・人妻・年下・年上…と、ありと
あらゆる年齢・関係の女性が出てきます。

彼が何故そこまでして女性(恋愛ではない)を求めるのかは
作中から推測することが出来ますが、彼を満たす深い闇、それが
彼の魅力であり、だからこそ誰にも彼を救えず、女たちは離れて
行くのです。まあもちろん彼の背後には常に複数の女の影が
見え隠れしているからというのも十分にフラれる理由になってる
と思うんですが(笑)

同じ“ニシノユキヒコ”という男を愛し愛そうとした女性たちですが、
彼との出会いを良いものにするのも消したい過去にするのも全て
彼女たち自身なんですね。
それって別に相手が誰であっても同じ前提なんだよなぁなんて
ちくりと胸に残る本でした。




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イベント行ってました。
みんな自由過ぎる(笑)
代永さんと下野さんが
すごい可愛かった♪
DJCDのノリがああなるのも
納得行きました(笑)




ジャンクションジャンクション
(2007/12/12)
大山顕

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高速道路のジャンクションを構造的に眺めて楽しもう!という新しい発想を
教えてくれた超オススメの一冊☆
『工場萌え』と同じ著者だと言えばうなずいてくれる人も多いハズ。

“新しい発想”なんて言う書き方をしてしまいましたが、それは個人的主観で
あって、ジャンクションファンの方は実に以前からたくさんいらっしゃったみたいです。
それはmixiのコミュニティ参加人数を見てもらえば分かります!
私はまだ実際にジャンクション鑑賞に出掛けては居ませんが、この写真集で
一気に魅了されてしまいました。
それはもちろん建築的美術感をくすぐられるからでもあり、そして何より
著者の方があとがきで述べてらっしゃるとおり、立地という絶対条件下において
ありとあらゆる手法、必然を求められる発想、それを立体としてこの地に実現させた
たくさんの人々の想い・汗・努力の賜物であることを嫌というほど知らしめるから
ではないでしょうか。

郊外でのびのびと曲線美を披露するジャンクションも美しいですが、
やはり東京好きの自分としては狭く限られて積み木のように重なり合った
重厚なジャンクションの方が好みだったりします(*^-^*)

新しい趣味を提供してくれたこの写真集に感謝!!
ジャンクション巡り、趣味にします(`・ω・´)




やってられない月曜日やってられない月曜日
(2007/08)
柴田 よしき

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コネで入社した大手出版社の経理部で働く高遠寧々は、完全に
名前負けしてるルックスの彼氏なし愛嬌なしの30目前女。
唯一の趣味はドールハウスから端を発したNゲージ用の模型作り。
そんな夢中になれる趣味を持ちながらも、ふとこのままずーっと
ずーっと人生の大半を過ごすであろう会社に愛情を持つことも
出来ず、一人で年老いて、それでもやっぱりちまちまと孤独な
部屋で模型に勤しみ続けているのだろうかと考えるととっても
やってられなくなる――挙句、月曜日から領収書の日付をごまかして
欲しいと頼んでくる他部署の人間に逆切れされるなんて――!

趣味こそだいぶ変わっているものの、自分がコネ入社であることを
必要以上に意識していたり、仕事を“給料貰うだけの手段”だと
割り切ることに疑問を感じていたり、昇進に躍起になることもなく
繁忙期以外は定時で帰る…周囲の女性より一人で過ごすことが
苦ではない性のごくごく普通のOLが主人公の日常的ストーリー。
ささいな喜びやささいな諍いが永遠に続くかと思われていた日常が
やっぱりささいな出来事で違う日常に見えてくる。
そのブレ幅がどんどん大きくなってきて最後にはちょっとした
事件にまで巻き込まれてしまって?!という、淡々とした展開の
ように見せかけてどんどん周囲が膨らんでゆく構成が
とっても面白かったです。
一応OL(?)だった経験がある自分にはあるあるこういうこと!
いるいるこういう人!というエピソードがたくさん盛り込まれてる
ところも魅力的でした。
何より主人公がある意味オタクなので、その辺でも気が合ったと
いえるのかもしれない(笑)

スリリングな展開や甘いロマンスとは縁遠い内容ですが、
読むといつもの風景が、少しだけ自分にやさしく映る様になる
非常に女性向けな一冊です。




すべてがFになる (講談社ノベルス)すべてがFになる (講談社ノベルス)
(1996/04)
森 博嗣

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有名中の有名ミステリィ小説です。
初版が1996年とありますから、もう10年以上も前の
作品なんですねー。
タイトルに惹かれて、いつか読みたいと思っていた
作家さんなんですがやっと読むことが出来ました。
出来るだけシリーズものは最初から読みたいと思っていたりします。

実際読んで見ると犀川の性格も萌絵のキャラクターも
好みではなくて、更に天才が佇む孤島という設定も
ありきたりで(これは先に西尾維新の『クビキリサイクル』
を読んでいた所為も多大にあると思うけれど)特筆すべき
感想がなくてかなり困っています(^^;)
でも最近は“合わないな”と思ったら途中で読むのを止めたり
してるのにそれでも最後まで読んだんだから、それだけの何か
があるはずなんだよなぁ…。
謎が秀逸だったのかも。結局、自分がページを繰ったのは
その謎が気になったからで(それがミステリィではないのか?)
それが分かって「なるほどねー」と思ったことに間違いは無い。
こうして感想を抽出してみると、自分はこの分野に何を求めて
いるんだろうと思う(・ω・)
(多分エインタテインメントとロマンス=赤川次郎的)

個人的に物語に金持ちと天才を持ち込むのは卑怯だと思って
いる節があるので、その辺がちょこっと引っ掛かりましたが、
その部分が核心相当にはあんまり触れてこなかったこともあって
無事最後まで読み終えることが出来ました。
このS&Mシリーズは全10冊らしいのですが、続編は当面読まない予定。
でもいつかちゃんと読みたいと思ってます。




観月ありさ主演の今期好評なドラマ『斉藤さん』。
CMなどで“駄目なものは駄目だとはっきり言う”斉藤さんが
ぐだぐだになっている世の中に喝を入れる――みたいな印象が
強いと思うんですが、私的には最高の百合ドラマとして
オススメしたい(≧▽≦)ノ
今週は小倉さんという新メンバーも加わって特に熱かった!

斉藤さんが主役、というよりこの町内に引っ越してきた
真野視点がメインのこのドラマ。
真野は前に息子が幼稚園で問題を起こしたことがきっかけで
主婦仲間からハブられたトラウマで、今度の幼稚園では同じ
境遇に陥りたくない一心でママ仲間で一番の三上派閥に入ります。
三上さんは良くも悪くも協調性があって、外に対しても
内に対しても問題に関して波風を立てたくないタイプ。
だからきっちりカタをつける斉藤さんとはどうしても対立
しがちです。(でも決して意地悪な人じゃない)
真野はその三上グループについて行くのに必死で、息子が
新しい幼稚園に馴染めないことに気づかず、それに先に気付いた
斉藤さんに口出しされてしまいます。
斉藤さんのアドバイスが骨身に染みた真野は、三上グループと
斉藤さんの間で揺れ動き、結局斉藤さんとも友達になりたいと
思うようになります。

真野はすっごくわかりやすい人です。
落ち込んでる時は部屋の電気も点けないし、調子に乗ってる時は
オリジナル“真野のうた”とか歌っちゃうタイプ。
だから斉藤さんのことが気になると、積極的に挨拶したり、
揉め事に飛んではいる斉藤さんを追いかけたり…幼稚園の
他のママと無理に仲良くしようなんて考えない斉藤さんに
「友達は要らない」と言われてものすごく落ち込んだり…。
だから斉藤さんとメアドを交換して“友人の斉藤より”なんて
締めが入ってるだけでむちゃくちゃ喜んでました(笑)
斉藤さんもそんな真野が可愛い様子で、本当にいい百合具合
なんですよ〜(腐)

真野の旦那以外男が出てこないのもいい!
現実ではもっと旦那に相談した方がいいんだろうな、と思う
話も多いけど、このドラマでは斉藤さんの旦那が海外赴任で
不在なこともあって母親メインであるため、女密度が非常に
高いのです(´д`*)

で、今週は真野が息子を塾に通わせることに躍起になってしまい
(もちろん斉藤さんは反対したけど)斉藤さんとも擦れ違うように
なって、その隙に(?)斉藤さんが小倉さん親子を気にしちゃった
んですよね。それに気付いた真野が小倉さんに嫉妬したりだとか、
結局小倉さんも斉藤さんの魅力に惹かれて、斉藤さんと真野が
通ってるスポーツジムに通い始めた…というところで終わりました。
予告を観る限り、来週も3人で行動しつつ、でもやっぱり斉藤さんと
真野が力を合わせる――!みたいな内容っぽくて大期待です☆

(もちろんメインは別のところにあって、毎回ジーンとさせて
くれますよ!)
斉藤さん 1 (1) (オフィスユーコミックス)斉藤さん 1 (1) (オフィスユーコミックス)
(2006/11/17)
小田 ゆうあ

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雪。




リリイの籠リリイの籠
(2007/12/14)
豊島 ミホ

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久しぶりの完読。
このところ読んでは合わなくて返したり、読まないまま
返却期限が来て返したりとなかなか読書が進みませんでした…。
個人的には一度読み始めたら最後まで読むのが礼儀(文句が
あるなら全部読んでから言う)だと思っているのですが、
どうにもこう読みたいものやりたいことやらなきゃいけないことが
積んであるままだとジリジリして色々すっ飛ばしたくなってきます。
特に登場人物が変わった名前だと諦めやすい。
まったく個人的だけど、漫画や小説の登場人物はパソコンや携帯で
読み仮名のままで変換しやすいモノに限る・と思っております(・ω・)

『リリィの籠』は『檸檬のころ』などで有名な豊島ミホさんの
連作短編集です。前々から気にはなっていた作家さんなんですが
今回は帯の煽りに百合的なものを感じたので速攻予約しました。

結論から言うと自分には適度な百合度で非常に満足でした。
百合好きなら百合に感じられる部分も多大にあるだろうし、
普通に読んでも面白みや見所が全く損なわれない秀逸な短編が
揃っています。
基本の舞台は女子高ですが、きっちり現代なのでギャル度が
高かったり、先生(女)と生徒の関係だったり、同窓会名簿で
ふと思い返したクラスメイトだったり…とかなりバラエティに
富んだシチュエーションで全く飽きることがありません。
更にリアルに直結するような女子ならではの距離感、いじめと
までは行かないけれどバカにしている内心がにじみ出る会話や
卑屈を伴うありふれた賞賛などのエピソードが効いていて、
これぞ女子小説!と同性に勧めたくなる一冊でした。

桜庭一樹の『青年のための読書クラブ』ほど過激ではなく、
ソフトでそれでいて刺すようなバランスが素晴らしいです!

今読んでいるのは『すべてがFになる』です。
森さんもいつか読みたいと思っている作家さんでした。
しかし作品発表から10年かぁ〜(>_<)
読みたい読みたいと思っていたあっという間の10年で
心底時の流れが恐ろしいです…。
今年はあと何冊読めるんかなー。

青年のための読書クラブ青年のための読書クラブ
(2007/06)
桜庭 一樹

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すべてがFになる (講談社ノベルス)すべてがFになる (講談社ノベルス)
(1996/04)
森 博嗣

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20080202094429
うちの子はなんてキリン装備が
似合うんでしょう!
ほれぼれ(´д`*)






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